免疫力アップでインフルエンザを撃退しよう

〜栄養管理室から〜


寒い日が続いています。まだまだインフルエンザやかぜには油断ができません。

そこで病気の予防・治癒には免疫力を高めることが大切になります。免疫力を高めるには、次の3つがあげられます。

①体を温める

体を温めるのは血液の循環を良くするためです。体温1度の上昇で免疫力・治癒力が30%アップします。入浴の際は、体温より4℃程度高めの湯にゆっくりつかるのがよいとされています。冷たいものよりは体が温まるものを食べましょう。鍋やカレー、辛いものがお勧めです。

②充分な睡眠

睡眠不足は、体温低下の原因の一つ。夜更かしは避けましょう。

③栄養

食事をしっかりして充分な栄養を摂りましょう。すべての食材には、必ず栄養素が含まれています。栄養素とは体を作ったり、体の調子を整えたりする成分のことです。この栄養素、不思議なことに収穫時期により含まれる量が違ってきます。『旬』の時期が一番多くの栄養素を含みます。特に旬の影響をうけるものに野菜があります。

例えば、ほうれん草。旬の11月〜12月にかけて収穫したものは夏に収穫したものよりもビタミンCを3倍も多く含み、いつも以上に免疫力を高めてくれます。

当院では、地元の旬の食材を取り入れた食事を提供しています。食事は、1日3回毎日だからこそ、体に良いもの、免疫力を高めてくれるものを食べたいものです。また、楽しんで食事をすることも大切です。入院生活を少しでも快適に過ごしていただくため、栄養管理室では安全でおいしい食事の提供を心がけています。より良い食事提供のため、ご意見・ご要望がありましたらお気軽にご相談ください。

寒い冬こそ免疫力を高めてみんなで乗り切りましょう。